アジア選手権とは?

March 2, 2010 12:03 PM

 ここではアジアオリエンテーリング選手権大会に関するトピックスや運営準備状況などをお知らせしていきたいと思います。まず最初はそもそもアジア選手権ってどんな大会なんだろう?です。

●かつてAPOCという大会があったが、それとの違いは?

 1992年に静岡・愛知でアジア環太平洋選手権(APOC92)が開催されました。日本における競技的オリエンテーリングの絶頂期です。この大会はもともと環太平洋カーニバル(POC)として1970年代に始まりました。このころまだワールドマスターズもありませんでした。トップ選手でなくても、海外選手たちとの交流を楽しみながらオリエンテーリングをしたい。特にオリエンテーリングの中心地北欧から離れた環太平洋地域では、その願いは切実なものでした。その思いが、オーストラリアのデービッド・ホッグ氏によって結実したのが環太平洋オリエンテーリングカーニバル(POC)でした。その後、アジア環太平洋選手権(APOC)となり、2006年の香港大会まで、30年間にわたりアジア・環太平洋地域のオリエンテーリングの発展と、オリエンティアの交流に大きく貢献しました。

 その間、35歳以上の愛好者が世界中から集まって交流と競技を楽しむマスターズ世界選手権が始まり、その結果として環太平洋選手権に対する北米、オセアニアの参加も減ってしまいました。一方で、国際オリエンテーリング連盟(IOF)では、地域でのオリエンテーリングの発展を目論み、地域単位の選手権大会の開催を構想しました。アジア中心となったAPOCを発展的にアジア選手権にしようとする決議が2006年の香港でのアジア環太平洋会議で承認され、2008年にその第一回韓国大会として、アジア選手権は産声を上げたのです。

●誰でも参加できるの?

 IOFの構想では、地域選手権はトップ選手の地域チャンピオンを決定する大会として位置づけられています。実際ヨーロッパ選手権はそうなっています。一方、アジア地区は発展途上にあり、トップ選手の層も厚くありません。従って普及発展という面からは、ジュニアやマスターズクラスも同時に開催することがアジア選手権の意義を深めることになるというのが、アジア各国の共通した認識でした。そのため、アジア選手権では、ジュニアから高齢者に至るまで全てのクラスを含んだ大会が提供されることになりました。もちろん、エリートには高いレベルでの競い合いの場を提供し、アジアの選手達に国際舞台で大きくはばたいてほしいという願いもあります。

●イベントの構成は?

 スプリント、リレー、ミドル、ロングの4種目が開催されます。スプリントは根の上高原(5月1日)、ミドルは椛の湖(5月2日)、ロングは菅沼(5月4日)、リレーは鬼久保(5月5日)にて開催されます。

AsOC2010